作詞:土井 晩翠
作曲:楠美 恩三郎
1 赤城浅間を軸として
八州の野の開く端
貫き走る大利根の
岸は母校のたつところ
やまざる流高き山
無言の教あゝ彼に
2 操はしるき中黒の
旗の嵐に飛びし場
坂東武者の代々つぎて
雄たけび高くゆりし郷
太田高校高き名を
傳へむ責はあゝ我に
作詞:土井 晩翠
作曲:楠美 恩三郎
1 みどり常盤の金山の
頂高き神しづめ
麓は太田朽ちぬ名を
永く母校にとめしめよ
2 大空うつし花浮かし
流れて遠き大川や
日に夜にやまぬいそしみの
教をくまむ利根の水
3 這ひ伏す地より身を起せ
奮へと宣るか高き影
六千余尺雲の上に
たてる雄々しの大赤城
4 浅間が嶽の二十余里
たつか眺も遠烟
空をも焼かむ青春の
燃えたつ意気を比べよと
5 諭は爾かぞ金山の
麓に集ふ九百の
子等よ勉めよ朽ちせぬ名
常久に母校にとめむため